外国人のビザ取得の相場は?

日本国に支払う手数料

日本国でビザの発給を受けるには、所定の条件を満たすだけでなく、手数料の支払いが必要になります。
2017年8月現在、邦貨換算で一次有効タイプは約3,000円、数次有効タイプは約6,000円、通過の場合は約700円となっています。
発給を受ける日本国大使館または総領事館の所在地国の通貨で原則的に支払いを行うことになっています。
ただし、渡航目的や国籍により金額が異なる場合や、手数料を必要としないケースもあります。
また、申請を行ったものの条件を満たさないなどの理由で発給されなかった場合には、日本国に対して手数料を支払う必要はありません。
なお、近年、日本政府または日本大使館を装ってビザ申請手数料を詐取するサイトや迷惑メールの存在が確認されてており、日本政府では注意を呼びかけています。

代理申請機関を利用する場合の手数料

日本国大使館総領事館が承認した代理申請機関を経由して申請を行う場合には、日本国への発給手数料のほか、代理申請機関の取次手数料がかかります。
行政書士を中心に代理申請機関に依頼することができますが、手数料は一律ではありません。
短期滞在の場合で5万円から10万円ほど、就労目的の場合は仕事の種類や業種によっても異なる場合があり、会社を起業したいなど発給の許可が得られる条件が厳格になるケースほど手数料が高くなり、15万円から20万円程度が相場となっています。
また、申請時に半額、発給が認められた際に残額を成功報酬として受け取る事務所もあります。

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